2025年12月22日
インドネシアの高速道路で月曜早朝、コーチバスが障害物に衝突して横転し、少なくとも16人が死亡する事故が発生したと、救助関係者が伝えています。
首都ジャカルタからジョグジャカルタに向かっていたバスは、高速道路の分岐点のカーブに差し掛かった際、「かなりの速度」で走行していたと、現地の捜索救助機関の責任者ブディオノ氏が声明で述べています。
バスは道路の障害物に衝突した後、横転しました。
「34名を避難させました」と、ブディオノさん(単名で知られる)が述べています。
また、現場で15名が死亡と確認され、さらに1名が病院で死亡したと付け加えました。
同機関が公開した映像には、横倒しになったバスのそばで、救助隊が遺体を搬送する様子が映っています。
インドネシアでは交通事故が多発しています。広大な東南アジアの群島国である同国では、車両の多くが老朽化して整備が不十分であり、道路規則も頻繁に無視されています。
2024年には、イード・アル・フィトルを祝うために移動していた人々が多い高速道路で、車がバスや別の車に衝突し、少なくとも12人が死亡しました。
また2019年には、スマトラ島西部でバスが渓谷に転落し、少なくとも35人が死亡しました。
情報源:AFP














