トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、イスラム協力機構(OIC)加盟国間でより強力な交通統合を進めるよう呼びかけ、効果的で信頼性の高いネットワークこそがイスラム世界の経済的潜在力を引き出す鍵だと述べました。
12日の木曜日にイスタンブールで開催されたOIC運輸相会合に寄せたビデオメッセージの中で、エルドアン大統領は、イスラム諸国がアジアからアフリカ、ヨーロッパから中東に至る広大な地理に広がり、天然の交通回廊、活力ある若年人口、そして急成長する市場を有していると指摘しました。
そのうえで、「この大きな潜在力を十分に実現し、地理的優位性を戦略的な力へと転換するためには、効率的で信頼できる統合された交通網が必要だ」と強調しました。また、道路、鉄道、港湾、空港を結ぶ連携の強化は、貿易のみならず加盟国間の社会的・文化的交流の拡大にもつながると述べました。
さらにエルドアン大統領は、マルマライ海底トンネルやユーラシア・トンネル、大型橋梁など、近年トルコが進めてきた大規模インフラ事業に言及し、これらが世界の貿易ルートを強化し、鉄道・海運・航空分野の能力拡大に貢献していると説明しました。
OIC加盟国を結ぶためのロードマップを策定
エルドアン大統領は、トルコが支援する「トランス・カスピ海東西中回廊プロジェクト」によって、歴史的なシルクロードを現代的なビジョンのもとで再活性化していると述べました。
そのうえで、「これらの投資を国家的な枠組みだけで捉えているわけではない。目標は、OIC加盟国との統合を強化し、国境を越える回廊を発展させ、共同プロジェクトを通じて付加価値を創出することだ」と強調しました。また、会議で行われた建設的な協議が重要な一歩につながったと述べました。
さらに大統領は、「加盟国間の交通連結性を強化し、国際舞台での連帯を高めるとともに、トルコのOIC議長国のもとで交通連結戦略文書を策定するためのロードマップを作成する重要な決定を下した」と明らかにしました。
エルドアン大統領は、「これらの決定を効果的に実行するためには、技術会合を滞りなく開催し、監視メカニズムを厳格に運用することが不可欠だ。本日示された意志が、その道を開くと確信している」と付け加えました。















