ブルームバーグ通信は水曜日、関係者の話として、ホワイトハウス特使スティーブ・ウィトコフ氏とトランプ大統領の義理の息子ジャレッド・クシュナー氏が、プーチン大統領と会談するためモスクワ訪問を検討していると報じました。
会談は今月中に行われる可能性がありますが、計画はまだ確定しておらず、イランでの不安定な情勢により日程がずれる可能性もあると報じられています。
一方、ホワイトハウスの当局者はブルームバーグに対し、現時点でそのような会談は予定されていないと述べました。
報道によれば、米当局者はプーチン大統領および側近に最新の和平案の草案を提示する予定です。会談では、合意履行のための米欧による安全保障保証や、ウクライナの戦後復興についても協議される見通しです。
これは、今月初めにトランプ大統領が、ウクライナでの戦争が長引いていることにフラストレーションを示し、当初は紛争の終結が容易だと考えていたと繰り返し述べた発言に続くものです。
トランプ氏、ダボス会議に出席
来週、政治家や経済界のリーダーたちが世界経済フォーラム・ダボス会議に向かう中で、トランプ大統領に注目が集まる見込みです。トランプ氏を、自由市場や多国間主義を重んじるダボスの理念とどう調和させるかが関心となっています。
フォーラムの運営責任者、ボルゲ・ブレンデ氏によると、トランプ氏は史上最大規模の米国代表団を率いて参加する予定で、ウクライナやベネズエラ、ガザ、グリーンランド、イランなど地政学上の焦点課題について非公式の会合が行われる見通しです。
ジャレッド・クシュナー氏は2025年に再び登場し、非公式ながら米国の外交活動において中心的な役割を担っています。ロシアによるウクライナ戦争終結を目指す和平交渉では、特使スティーブ・ウィトコフ氏と緊密に協力しています。
クシュナー氏は2021年にホワイトハウスを退任後、政府関係から距離を置き、プライベート・エクイティ企業に注力すると表明していました。しかし、ウクライナ当局者やロシアのプーチン大統領をはじめとする関係者との高官級会合に参加し、米国の和平案の作成および調整に関与しています。
公式な立場を持たず、ビジネスとの関係もあることから倫理面で疑問の声も上がっていますが、同氏の関与は、中東での交渉や安全保障取り決めに関わったこれまでの経験に基づくものです。















