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デンマーク:米国とのグリーンランドに関する協議がまもなく開始
NATO事務総長とデンマーク首相は、北極の安全保障を強化することで一致しました。一方、デンマーク首相は、グリーンランドの首都ヌークで、グリーンランド自治政府の首相と会談する予定です。
デンマーク:米国とのグリーンランドに関する協議がまもなく開始
2026年1月18日日曜日、オスロで記者会見に臨むデンマークのラース・ルッケ・ラスムセン外相 / AP
2026年1月23日

デンマークのラース・ルッケ・ラスムセン外相は23日の金曜日、北極圏の安全保障強化を目的として、グリーンランドをめぐる米国との協議が近く開始される見通しだと明らかにしました。

コペンハーゲンで記者団に語ったラスムセン外相は、「これらの協議はかなり早い段階で始める予定だ。ただし、現時点で重要なのは、このプロセスを取り巻く過度な緊張や騒ぎを和らげることなので、具体的な日程は公表しない」と述べました。また、協議の焦点は「安全保障、安全保障、そして安全保障だ」と強調しました。

一方、NATOのマルク・ルッテ事務総長とデンマークのメッテ・フレデリクセン首相は23日の金曜日、ドナルド・トランプ米大統領がグリーンランドを掌握するとの脅しから後退したことを受け、同盟として北極圏の安全保障への取り組みを強化すべきだとの認識で一致しました。

ルッテ事務総長は、ブリュッセルでフレデリクセン首相と会談した後、Xへの投稿で「NATO全体の安全を確保するために共に取り組んでおり、北極圏における抑止力と防衛を強化するため、協力関係を一層深めていく」と述べました。なお、ルッテ事務総長が今週ダボスでトランプ大統領とグリーンランドをめぐり一定の合意に達したとの見方もありますが、その詳細は明らかにされていません。

一方で、フレデリクセン首相は、トランプ大統領がこうした脅しを撤回した後、グリーンランドの首都ヌークを訪れ、現地の首脳と会談する見通しです。フレデリクセン首相は、Xでブリュッセルからヌークへ向かう予定であることを明らかにしました。