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大分市佐賀関の大規模火災、半島部分で鎮火
市は、まず全焼世帯に対して罹災証明書の発行を開始し、住民の一刻も早い生活再建を支援する体制を整えています。
大分市佐賀関の大規模火災、半島部分で鎮火
衛星画像が示す、大分市佐賀関での火災による焼失地域 / 写真: ロイター
2025年11月28日

2025年11月18日、大分市佐賀関地区で住宅や建物が次々と炎に包まれる大規模火災が発生しました。火は瞬く間に広がり、約180棟が焼失。焼損面積はおよそ5万平方メートルに達し、過去50年でも国内有数の規模となりました。

この火災で少なくとも1人の死亡が確認され、多くの住民が避難を余儀なくされました。

発生直後から消防車やヘリコプター、地上の消防団が消火活動にあたり、連日対応が続きました。

20日には、住宅密集地の半島部分で「鎮圧状態」とする報告がありましたが、火元から離れた無人島や林野では延焼が続き、完全な鎮火には至っていませんでした。

避難者は仮の避難所で生活を続け、約100人が公営・民間合わせて確保された180室の仮住居で暮らしています。避難所では衛生管理や感染症予防の対策が講じられ、焼失した世帯に対しては迅速な罹災証明書の発行が始まり、生活再建支援も進められています。

11月28日、市の災害対策本部は、住宅が密集する半島部分について「おととい以降、くすぶりは確認されておらず、鎮火した」と正式に発表しました。

発生から11日目のことでした。消防はドローンや地上からの温度測定の結果を踏まえて判断したと説明しています。

一方、火元から1キロ余り離れた無人島や林野には依然として熱源が残る可能性があり、市と消防は引き続き警戒活動を約1週間程度続ける方針です。

市は、被災者支援として仮住居の提供、避難所の生活環境改善、医療支援などに力を入れており、残る熱源の完全な除去と安全確認、被災者の新生活支援が今後の重要な課題となっています。

情報源:NHK