ボーイングは水曜日、東南アジアが世界の航空市場で最も大きな成長余地を持つ地域だと述べました。今後20年間で、同地域では約5,000機の新規航空機需要が見込まれています。
また、商業マーケティング担当副社長のダレン・ハルスト氏は、東南アジアは新型コロナウイルスの影響で他地域より立ち遅れてきたものの、旅行需要の持ち直しや新たな商機の拡大を背景に、現在は急速に追い上げていると述べました。
同氏は、シンガポール航空ショーでの説明会で、「東南アジアは成長市場で、地域別の成長余地では世界をリードしている」と述べました。
また、記者団に対し、中間層の拡大や観光需要の強さが、域内の国内線・国際線の航空需要増加を後押ししていると説明しました。
ハルスト氏は、4,885機の新規航空機導入に伴う機材規模の拡大を背景に、東南アジアの航空業界では、パイロット6万2,000人、客室乗務員10万3,000人、整備士7万8,000人を含む、計24万3,000人の新たな人材が必要になるとの見通しを示しました。
また、東南アジアは広大な地域で、特にインドネシアのような島しょ国家では航空ネットワークが重要な役割を果たしていると指摘しました。
さらに同氏は、「地域全体で見ても、人と場所を結ぶ手段として航空輸送は最も効率的であり続けている」と述べました。
ボーイングは火曜日、エア・カンボジアと「ナローボディー機」の737 MAX 8型旅客機10機を導入する契約を締結しました。この契約は、今年のシンガポール航空ショーで初めて発表された案件となります。
737 MAX 8は双発機で、定員178人、航続距離は約6,500キロメートルです。
10回目の開催となるシンガポール航空ショーは、民間・防衛の両分野の企業が参加する、地域最大級の航空展示会です。





