2025年12月19日
トルコ共和国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、ガザで起きている出来事が忘れ去られないよう、そして正義が実現されるよう、あらゆる場で闘いを断固として続けていくと強調しました。
エルドアン大統領は木曜日、首都アンカラで開かれた文化・芸術表彰式での演説で、「トルコは、ガザで起きていることが忘れられないよう、また正義が実現されるよう、あらゆる局面で断固として闘い続けていく」と述べました。
また大統領は、「正義を叫ぶことを信条とする国家、そして政権として、私たちはパレスチナの人々の側に、屈することなく、揺らぐことなく、毅然と立ち続けている」と語りました。
勇気あるメディア
エルドアン大統領はさらに、ガザで起きている出来事を伝えるにあたり「勇気ある」姿勢を示してきたとして、トルコの報道機関を称賛しました。
エルドアン大統領は、「ガザでのジェノサイドにおいて、TRTやアナドル通信をはじめとするトルコの報道機関は、本当に勇気ある姿勢を示した」と述べました。
また、アナドル通信のパレスチナ人写真記者アリ・ジェダッラー氏についても言及し、「彼のレンズを通して映し出されたのは、ガザでの虐殺が到達した恐るべき現実だけでなく、パレスチナの人々の正当で、誇り高く、尊厳ある抵抗の姿でもあった。それらは人類全体の関心事として、余すところなく提示された」と評価しました。
さらにエルドアン大統領は、「ガザで2年にわたって続く残虐なジェノサイドを、写真という形で世界中に暴き出し、そのレンズで『文明的』と称される世界の顔に真実を突きつけてきたアリ氏は、同時にアナドル通信の写真記者として、最前線で任務に就いている」と述べました。

















