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米国、シリアからイラクへのテロ組織ダーイッシュ拘束者移送を開始
米中央軍(CENTCOM)は、最終的には約7,000人のテロ組織ダーイッシュ拘束者が、シリアからイラクが管理する施設へ移送される可能性があると発表しました。
米国、シリアからイラクへのテロ組織ダーイッシュ拘束者移送を開始
2026年1月20日、アル・シャッダーディ刑務所のドローン映像。シリア軍による制圧前にテロ組織ダーイシュの収容者が逃亡した後の様子で、テロ組織YPGが収容者を解放したとの主張も報じられている。 / Reuters
2026年1月22日

米中央軍(CENTCOM)は、テロリストを安全な拘束施設に収容し続けることを支援する目的で、シリア北東部にいるテロ組織ダーイッシュ拘束者をイラクへ移送する任務を開始したと発表しました。

21日の水曜日の発表によると、この任務は、米軍がシリアのハサカ県北東部にある拘束施設で収容されていたテロ組織ダーイッシュテロリスト150人を、イラク国内の安全な場所へ無事に移送したことで始まったということです。声明では、「最終的には、最大で約7,000人のダーイッシュ拘束者が、シリアからイラク当局の管理下にある施設へ移送される可能性がある」と述べられています。

CENTCOM司令官のブラッド・クーパー提督は、米国がイラクを含む地域のパートナーと「緊密に」連携していると述べ、ダーイッシュ壊滅を実現する上での各国の役割を高く評価しました。クーパー提督は、「ダーイッシュ拘束者を秩序立てて安全に移送することは、米国および地域の安全に直接的な脅威となり得る脱走を防ぐために極めて重要だ」と語りました。

この動きは、トム・バラック駐トルコ米国大使が、ワシントンにおけるシリア政策の優先事項は、もはや軍事的対立ではなく、「和解を支援し、国家の統一と安定を前進させること」に置かれていると述べた翌日に発表されました。
バラック大使は、米国が分離主義を支持していないことを明確にした上で、「ワシントンの優先事項は、分離主義や連邦制を承認することなく、和解を支援し、国家の統一を促進することだ」と述べました。