2025年11月10日
トルコ共和国の建国者で初代大統領のムスタファ・ケマル・アタテュルクは、11月10日(月)、首都アンカラの霊廟アニトカビルで、逝去87周年を記念する公式追悼式が行われました。
式典には、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、国会議長のヌマン・クルトルムシュ氏、閣僚、主要政党の党首、最高裁判所の高官、軍の幹部らが出席しました。
エルドアン大統領は、アタテュルクの墓前に、トルコ国旗の形に整えられた赤と白のカーネーションの花輪を捧げました。
トルコ時間午前9時5分、アタテュルクが逝去した正確な時刻に合わせ、出席者は黙祷を行い、その後、国歌が斉唱されました。追悼の間、トルコ国旗は半旗に掲げられました。式典後、エルドアン大統領と同行の関係者はミサク・イ・ミッリ塔へ向かい、アニトカビル追悼記帳簿に署名し、アタテュルクと戦友たちに敬意を表しました。
エルドアン大統領はさらに、「有能で優れた人材の指導の下、トルコは世界的な大国となる道を自信を持って進んでいます」と述べました。
アタテュルクは、共和国の初代大統領として在任し、1938年11月10日にイスタンブールで57歳で肝硬変により亡くなりました。
トルコでは、毎年11月10日に国民がアタテュルクの霊廟を訪れ、建国の父に敬意を表すのが伝統となっています。
情報源:AA
















