G7外相は、カナダ・ナイアガラでの2日間の会合を終え、ウクライナに対する「即時停戦」を呼びかけるとともに、キエフの主権、安全、独立への継続的な支援を約束しました。
外相らは水曜日に発表した共同声明で、「ウクライナが領土の一体性と存在権を守り、自由、主権、独立を保持することに対する揺るぎない支援を改めて確認した」と述べました。
カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、イギリス、アメリカの外相と欧州連合の高代表は、11月11日から12日にかけてカナダのG7議長国の下で会合を行いました。
ブラジル、インド、サウジアラビア、メキシコ、韓国、南アフリカ、ウクライナの代表も加わりました。
声明では「即時停戦が緊急に必要である」と改めて強調するとともに、「現在の接触線を交渉の出発点とすべきである」と訴えました。
G7はまた、「国際国境は武力によって変更されてはならない」という原則へのコミットメントを改めて確認しました。
さらに、ロシアに対する経済的負担を強化しており、モスクワの戦争を支援する国や団体に対する追加措置も検討していると表明しました。
ロシア戦争支援者への対応
G7は、北朝鮮やイランによるロシアへの軍事支援を具体的に非難し、中国による「兵器や軍民両用部品の供給」についても批判し、北京を「ロシア戦争の決定的支援者」と位置付けました。
また、ウクライナ支援を拡大する方策についても議論し、「凍結中のロシア国家資産をさらに活用」して復興支援に充てることを検討しています。
外相らはさらに、ロシアによる「最近のエネルギーインフラへの直接攻撃」を強く非難し、ウクライナのエネルギー安全保障強化へのコミットメントを改めて確認しました。
G7は、「国際法を守ること」や「ロシアの侵略に関連して行われた残虐行為への責任追及を確実にすること」において、引き続き団結していると表明しました。
声明の最後では、ウクライナの「長期的な繁栄、安全、国防」を支援する姿勢を改めて確認し、各国が協力して支援を「統一的に提供し続ける」と約束しました。












