2025年12月18日
米南方軍は、太平洋で麻薬を運搬していたとされる船舶に対する攻撃で、「麻薬テロリスト」4人が死亡したと発表しました。
米南方軍は水曜日の声明で、米軍が東太平洋において、「麻薬密輸活動に関与していたテロ組織が運航する船舶」に対し、致死的な実弾による攻撃を実施したと明らかにしました。
声明では、「男性の麻薬テロリスト計4人が死亡し、米軍側に負傷者は出ていない」としています。
今回の攻撃により、関連する作戦での死者数は99人に増えました。アメリカは9月以降、カリブ海および東太平洋で、麻薬密輸に関与しているとされる船舶に対する攻撃を続けています。
また、ドナルド・トランプ大統領は、ベネズエラ沖に大規模な軍事展開を行うとともに、今週、カラカスへ向かい、また同地を離れる制裁対象の石油タンカーに対して封鎖措置を宣言しました。
こうした動きは、アメリカが進めるこの作戦が、麻薬密輸の阻止という目的を超え、体制転換を狙ったものだと主張するベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領への圧力を、さらに強めるものとなっています。












