2025年10月20日
中国共産党の中央委員会は月曜日、北京で第4回全体会議(四中全会)を開幕し、今後5年間の発展計画について協議を開始したと国営メディアが伝えました。
党総書記であり国家主席でもある習近平氏は、政治局を代表して業務報告を行い、2026年から2030年までの「第15次5カ年計画」策定に向けた党指導部の草案を説明しました。
この4日間の会議は木曜日まで続く予定で、政府および党の新たな人事についても協議される見通しです。
全体会議(プレナム)は、中国共産党中央委員会の招集によって開かれる会議で、党の上級幹部205人と候補委員167人で構成されています。
中央委員会は中国共産党における最高意思決定機関であり、政治局メンバーなど主要ポストの選出を担っています。
習近平氏が主導する今回の北京での会議は、中国が2025年第3四半期に4.8%の経済成長を記録した中で開かれました。
中国は今年の国内総生産(GDP)の年間成長率目標を「おおむね5%」と設定しています。
情報源:TRT World and Agencies









