11時間前
日本の防衛省は日曜、中国軍機が沖縄本島南東の上空で航空自衛隊戦闘機に射撃管制レーダーを照射したと発表し、「危険な行為だ」と強く非難しました。
日中関係は、この1か月で急速に悪化しています。日本の高市早苗首相が、台湾への攻撃が発生した場合、日本が軍事的に関与する可能性に言及したことが発端となっています。
日本の小泉進次郎防衛相は日曜早朝に急きょ開いた記者会見で、今回の事案を「危険かつ極めて遺憾だ」と述べ、日本が中国に対して「厳重に抗議し、再発防止を強く求めた」と説明しています。
防衛省によると、土曜日の事案で損傷や負傷は確認されていません。
防衛省の発表によると、最初の事案は沖縄本島南東の海域で発生しました。中国海軍の空母「遼寧」から発進したJ15戦闘機が、領空接近に対応して緊急発進した航空自衛隊のF15戦闘機に対し、「断続的にレーダー照射を行った」としています。
約2時間後、同じ遼寧から発進した別のJ15戦闘機が、別の航空自衛隊機に対しても断続的にレーダー照射を行ったとしています。
防衛省は、「今回のレーダー照射は、航空機の安全な飛行に必要な範囲を逸脱した危険な行為だ」と指摘しています。
また、「このような事案が発生したことは極めて遺憾だ」とも述べています。
戦闘機のレーダーは、標的の識別を含む射撃管制のほか、捜索救難任務にも使用されます。
情報源:AFP










