2025年12月25日
ローマ・カトリック教会のトップであるレオ14世教皇は水曜日、就任後初となるクリスマス・イブのミサを主宰しました。
ミサは、イタリア・ローマのバチカンにあるサンピエトロ大聖堂で行われ、枢機卿や司教、司祭のほか、バチカンに駐在する外交団代表、そして多数の招待客が参列しました。
4月21日にフランシスコ教皇が死去したことを受け、ロバート・フランシス・プレヴォスト枢機卿は5月8日、ローマ・カトリック教会の第267代教皇に選出され、レオ14世を名乗りました。
ミサでの説教でレオ教皇は物質主義を批判し、歪んだ経済は人々を商品として扱っていると述べました。
ミサに先立ち、教皇はサンピエトロ大聖堂前の広場に集まった信者らにあいさつし、クリスマスの祝意を伝えました。
また、前任の教皇と比べ、レオ教皇はクリスマス・イブのミサを真夜中に近い時間に開始し、より長く執り行ったとみられています。
一連の動きについて、一部メディアは、ある意味で旧来の伝統への回帰を示すものだと受け止めています。
また、教皇はクリスマスのミサ翌日の木曜日、サンピエトロ大聖堂から、世界に向けたメッセージを盛り込んだ伝統的な「ウルビ・エト・オルビ」の祝福演説を行う予定です。
情報源:TRT World and Agencies








