世界中
4分読む
中国、米国のマドゥロ氏拘束を受け、「いかなる国も国際警察にはなれない」
中国の王毅外相は、「各国の主権と安全は、国際法で保護されるべきだ」と述べました。
中国、米国のマドゥロ氏拘束を受け、「いかなる国も国際警察にはなれない」
王氏は「我々は、いかなる国も国際警察を務めることはできないと常に考えている」と述べた。 / AP
2026年1月5日

中国の王毅外相は、アメリカがベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を拘束したことを受け、いかなる国でも「国際警察」のように振る舞うことは受け入れられないとの考えを示しました。

王外相は日曜日、北京でパキスタンのイシャク・ダール外相と会談した際、アメリカの名前を直接挙げることは避けつつ、「ベネズエラで起きた突然の事態」に言及し、「いかなる国も世国際警察のように振る舞えるとは考できないし、いかなる国であっても世界の支配者だと主張することは認められない」と述べました。

王外相は、63歳のマドゥロ大統領が目隠しをされ、手錠をかけられた状態で映っている映像が土曜日に公開され、ベネズエラ国民に衝撃を与えて以降、初めてコメントし、「すべての国の主権と安全は、国際法の枠組みの中で完全に守られなければならない」と付け加えました。

麻薬関連の罪で月曜日に裁判所に出廷する予定のマドゥロ大統領は、現在ニューヨークの拘束施設に収容されています。

一方で、アメリカのドナルド・トランプ大統領が、当面はベネズエラ政府を管理下に置くにとどめる考えだとされていることは、北京とカラカスが2023年に署名し、約50年にわたる外交関係を象徴する「いかなる状況下でも包括的な戦略的パートナーシップ」にとって、大きな試練となっています。

事情を知る中国政府関係者は、マドゥロ大統領が拘束される数時間前に、中国の中南米・カリブ地域担当の特別代表、邱小琪氏と会談していたことに触れ、「これは中国にとって大きな打撃だった。ベネズエラにとって信頼できる友人に見られたかった」と語りました。

世界第2位の経済規模を持つ中国は、アメリカとその同盟国が2017年以降、ベネズエラに対する制裁を強化して以降、同国を経済面で支援してきました。最新の通年データによりますと、中国は2024年にベネズエラからおよそ16億ドル分の商品を購入しています。

税関のデータによると、中国の輸入品のおよそ半分は原油で、海外企業投資を追跡しているアメリカのシンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所のデータでは、中国の国有石油大手は2018年までにベネズエラにおよそ46億ドルを投資していました。

探索
ロシア、イラン・イスファハンのロシア総領事館が攻撃で被害と発表
イスラエル、南部のキリスト教徒の村でレバノン・マロン派カトリック司祭を殺害
イスラエル軍、占領下のヨルダン川西岸でバラタ難民キャンプを急襲し住宅を包囲
イランの「黒い雨」、深刻な健康被害の恐れ WHOが警告
国連事務総長、トルコへの「ラマダン連帯の旅」に出発へ
ハンガリー、中東戦争が続く中EUにロシアエネルギーへの制裁解除を求める
トルコ領空を侵犯するミサイルは「容認できない」 フィダン外相がイランに通告
米国、アフガニスタンを「不当拘禁の支援国家」に指定
米国、イランとの戦争で総額3億3,000万ドル超のMQ-9リーパー無人機11機を喪失
イランへの戦争が続く中、トルコは領空防衛のためパトリオットシステムを準備
トルコとカタールの国防相、中東緊張の中で地域安全保障について協議
エルドアン大統領、ペゼシュキアン大統領に警告:「理由が何であれ、我が国の領空侵犯は容認できない」
トルコのエネルギー供給と金融システム、リスクに揺るぎなし エルドアン大統領
フランス、同盟国とともにホルムズ海峡再開に向けた「純粋に防衛的な」作戦を計画 マクロン大統領が表明
トルコ、弾道ミサイルが領空に侵入しイランの大使を召喚