2025年10月27日
小泉進次郎防衛相は25日、就任後初となる現場視察として、海上自衛隊横須賀基地を訪れ、最新鋭の護衛艦「くまの」を確認しました。小泉氏は22日に発足した高市早苗新内閣の下で防衛相に就任したばかりで、防衛装備品の輸出促進に強い意欲を示しました。
「くまの」は「もがみ型」護衛艦の2番艦で、高いステルス性能を備え、約90人という少人数で運用可能な設計が特徴です。これは従来の護衛艦の約半分の人員規模で、効率性と最新技術の融合を象徴しています。
小泉氏は取材に対し、「日本の防衛産業の優れた技術がこの艦に活かされていると実感した」と語り、「防衛外交」を通じて日本製装備の輸出を推進していく考えを示しました。
「もがみ型」護衛艦の技術は、オーストラリア海軍が導入を予定している次世代駆逐艦の設計にも活用される見込みであり、日本の防衛産業の国際的な存在感を高める動きとみられます。
なお、小泉氏は同日午前、東京都の航空自衛隊横田基地を訪れ、航空総隊司令部の視察も行いました。
情報源:Nippon






