芸術と文化
3分読む
インド財務省、職員にChatGPTやDeepSeekの使用回避を要請
オーストラリアやイタリアなどの国々も、データセキュリティのリスクを理由に、DeepSeekの使用を制限しています。
00:00
インド財務省、職員にChatGPTやDeepSeekの使用回避を要請
財務省の関係者3名は、この通達が本物であると述べました。 / 写真:ロイター
2025年2月5日

インド財務省は、政府文書やデータの機密性に対するリスクを理由に、ChatGPTやDeepSeekを含むAIツールの業務利用を控えるよう職員に要請しました。これは、同省の内部通達によって判明しました。

この通達に関する報道は、OpenAIの最高経営責任者(CEO)サム・アルトマン氏がインドを訪問する予定の前日である火曜日にソーシャルメディアで浮上しました。アルトマン氏は、水曜日にIT大臣との会談も予定されています。

1月29日付の財務省の通達には、「オフィスのコンピューターやデバイスでAIツールやAIアプリ(ChatGPT、DeepSeekなど)を使用することは、(政府の)データや文書の機密性に対してリスクをもたらすと判断された」と記されています。

インド財務省、ChatGPTの親会社であるOpenAI、およびDeepSeekの代表者は、コメントの要請に対し直ちに応じませんでした。

財務省の関係者3名は、この通達が本物であり、今週内部向けに発行されたものであると述べました。

ロイターは、同様の指示が他のインド政府省庁にも出されているかどうかを直ちに確認することはできませんでした。

OpenAIは、インドの主要メディア企業との著作権侵害訴訟をめぐり、国内で厳しい批判を受けています。同社は裁判所への提出書類で、インドにサーバーを持たないことを理由に、同国の裁判所がこの問題を審理すべきではないと主張しています。

探索
彬子女王殿下、三笠宮家の家督を継承へ 未婚の女性皇族として163年ぶり
伊勢神宮、千年以上守られる「式年遷宮」と自然信仰の結びつき
ポップアイコンのデュア・リパ、親パレスチナ系バンド「ニーカップ」への中傷工作を受けマネージャーを解任
大阪万博2025での航空ショー
科学者、人間を欺こうとする不正AIシステムを検出する技術を開発
アルジェリア、公用文書でフランス語を廃止 アラビア語と英語に切り替え
密輸されたマルクス・アウレリウス像、65年ぶりに米国からトルコへ返還
考古学者、エジプトで3,500年前の王族の墓を発見
パキスタンのテニス選手、記録破りのサーブで歴史を切り開く
オスカー受賞の米俳優ジーン・ハックマンさんと妻、自宅で死亡
先住民団体、土地契約なしの採掘をめぐりオーストラリアを11億ドルで提訴
1714年製ストラディバリウスのバイオリン、オークションで1130万ドルで落札
愛とは何か?― 言語によって異なるその意味
オーストラリア、プラットフォーム上のニュース共有でテック大手に課金を計画
「モナ・リザ」、ルーヴル美術館に専用展示室が新設へ
アジア各地で祝賀ムードに包まれる巳年の幕開け
花嫁、花婿、スパイ:インドで急成長する結婚調査業界の内幕
自分の名前は、人生の選択を映し出す鏡。それを証拠はこちら