米国下院は、国防総省の来年度方針を定める「国家防衛権限法（NDAA）」、総額9000億ドルの国防予算案を可決しました。法案は今後、上院で審議されます。

312対112の賛成多数で可決された3,086ページに及ぶ法案の重要な条項には、ウクライナ安全保障支援イニシアティブの一環としてウクライナに4億ドルを提供すること、バッシャール・アル＝アサド政権下のシリアに対する「シーザー制裁」を解除することが含まれています。

一方、イスラエルに対しては、「アイアンドーム」などの共同ミサイル防衛プロジェクトを支援するための6億ドルの資金が割り当てられています。