2025年12月10日
共同通信によると、小泉進次郎防衛相は水曜日、両軍の最近の戦闘機接触事案で「日本の自衛隊機が中国軍機にレーダーロックした」とする中国の主張を否定しました。
小泉氏の発言は、両国が最近の戦闘機接触事案をめぐって相反する主張を展開する中で示されたものです。
小泉防衛相は土曜日、中国空母「遼寧」から発進したJ-15戦闘機が、沖縄本島南東の公海上空で航空自衛隊のF-15戦闘機2機にレーダーロックを行ったと発表しました。
一方、中国海軍は日曜日、レーダーロックには触れず、日本の航空機が「中国海軍の訓練海空域に繰り返し接近・妨害し、飛行の安全を著しく脅かした」と主張しました。
この問題は、日本の高市早苗首相が11月7日、「中国による台湾への攻撃は法的に『存立危機事態』に該当し得る」と発言し、日本が「集団的自衛権を行使できる可能性がある」と示唆したことを受け、中国と日本の間で緊張が高まる中で起きています。
中国はこの発言を強く批判し、観光客に対して日本訪問を控えるよう呼びかけ、水産物の輸入を停止したほか、日韓との三国文化相会合も延期しました。
台湾は北京が領有権を主張しており、日本の与那国島近郊に位置しています。
情報源:Anadolu Agency










