2025年11月27日
ウクライナ出身の力士、安青錦新大(あおにしき・あらた)が、日本の国技である大相撲で歴史的な一歩を踏み出しました。
若干21歳にして大関昇進を果たし、外国出身力士として新たな存在感を示しています。その躍進は、日本国内の相撲ファンのみならず、国際的にも大きな注目を集めています。
安青錦は、低い姿勢を崩さない取り口が高く評価されており、専門家は「重心の低さと安定した構え」が快進撃を支える要因だと指摘します。さらに、自身の体重を大きく上回る210キロのベンチプレスを挙げる筋力を持ち、突出した身体能力も強みとなっています。
本人は「もっと全身を強くしなければなりません。体も大きくする必要がありますし、相撲について学ぶことはまだまだ多いです」と語り、さらなる成長を誓っています。
日本の大相撲では過去にも、モンゴルやハワイなど各国出身の力士たちが時代を築いてきましたが、近年はウクライナ勢の躍進も目立っています。
同胞の獅司大(しし・まさる)も上位で活躍しており、2人の存在が相撲界の新しい潮流を生みつつあります。
ウクライナはオリンピックのレスリング競技でも強豪国として知られ、2021年の東京大会(延期開催)ではジャン・ベレニュク選手がグレコローマンで金メダルを獲得しています。こうした強いレスリング文化が、安青錦の土台にも深く影響しているとみられます。
また、彼が日本で広く愛される理由の一つに「流暢な日本語」があります。来日時はまったく日本語が話せなかったものの、相撲部屋で日本人力士のみと共同生活を送り、短期間で実用レベルまで習得しました。厳しい環境で磨かれた語学力が、ファンとの距離を縮めています。
情報源:Nippon














