2025年12月8日
トルコは月曜日、アサド政権の崩壊から1周年を迎えるにあたり、シリア国民の「解放記念日」を祝いました。また、13年に及ぶ内戦後、シリアで続く脆弱な移行プロセスに対する支持を改めて表明しました。
トルコ外務省は声明で、ロシアへ逃亡したバッシャール・アル=アサドに代わり、現在のアフマド・シャラ大統領のもと、反体制派勢力による連合政権が権力を掌握してからの1年間に言及し、新政府が「数多くの課題」と向き合いながら、より慎重で平和的な外交政策を進めてきたと評価しました。
トルコ側は、依然として続く不安定な治安状況、経済の崩壊、人道危機にもかかわらず、新たな政権がシリアの国際社会における地位を回復するために「着実な一歩」を踏み出していると述べました。
この移行プロセスは、多くの地域諸国にとって、新たな衝突の再燃を防ぐうえで不可欠なものとみなされています。
声明では、
「トルコは、シリアにおける安定・安全・繁栄の確立に向けた取り組みを、今後も最大限に支援し続ける」とされています。
さらに、トルコが外交的関与、国境を越えた支援メカニズム、難民の帰還問題に関する協力へのコミットメントを維持することも改めて強調されました。















