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高市首相、トランプ氏をノーベル平和賞に推薦へ 米ホワイトハウス発表
トランプ大統領は東京で高市首相と会談し、日米関係は「これまで以上に強固になる」と述べました。
高市首相、トランプ氏をノーベル平和賞に推薦へ 米ホワイトハウス発表
日本の首相、トランプ氏をノーベル平和賞に推薦へ - ホワイトハウス/ 写真: ロイター / Reuters
2025年10月28日

ホワイトハウスは火曜日、日本の高市早苗首相が米国のドナルド・トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦すると発表しました。

トランプ氏は今年1月の政権復帰以降、世界各地の紛争を終結させたとしてノーベル賞に強い関心を示しています。

トランプ氏は以前にも、パキスタン、アゼルバイジャン、カンボジアなど複数の国からノーベル賞に推薦されています。

高市首相は火曜日の午前、東京でトランプ氏と会談し、経済や安全保障に関する事項を話し合いました。

「これほど短期間で、世界はより平和を享受し始めた」と高市首相は火曜日、記者団に語りました。

「私自身も、大統領に非常に感銘を受け、感動しました」と高市首相は付け加えました。

日米関係、「かつてない強さ」に — トランプ大統領

一方、トランプ氏は火曜日、東京で高市首相と会談した後、日米関係がかつてない強さに達すると述べました。

「私は常に日本を深く愛し、日本を大いに尊敬してきました。そして、これからの日米関係はこれまで以上に強固なものになると言えます」とトランプ氏は語りました。

トランプ氏は東京への揺るぎない支援を約束し、「どんな質問でも、どんな疑問でも、何でも、必要な支援はすべて行う」と高市首相に伝え、両国を「最も強固なレベルでの同盟国」と表現しました。

トランプ氏はまた、日本が軍事力を「非常に大幅に」増強していることを認め、ワシントンが「非常に大量の新しい軍事装備の発注を受けている」と指摘しました。

両国は新たな合意の署名に向け準備を進めており、二国間貿易は歴史的な水準に達していると述べ、「非常に公正な合意になる」と語りました。

さらに、トランプ氏は高市首相が初の女性首相であることを祝福し、「これは非常に重要な出来事です」と述べました。

高市首相は、東京が「日米同盟の新たな黄金時代を実現したいと考えており、日本と米国の両国がより強く、より繁栄することを目指す」と述べました。

両国は「世界で最も強固な同盟を築いており、大統領とともに、日本は平和と安定に貢献する準備ができている」と付け加えました。

高市首相は、日本自身の国益を守るために「外交を駆使する」姿勢を改めて強調し、自由で開かれたインド太平洋の実現という「共通の目標」に向けて、ワシントンとのさらなる協力を進める用意があることも表明しました。

情報源:TRT World and Agencies