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日本、東京で劇的な逆転勝利 ブラジルに初勝利
両チームはすでに、アメリカ、カナダ、メキシコの3か国が共同で開催する2026年ワールドカップへの出場権を確保しています。
日本、東京で劇的な逆転勝利 ブラジルに初勝利
日本代表は、これまで13度の対戦で勝利のなかった南米の強豪ブラジルに対し、14戦目でついに歴史的な初勝利を挙げました。/ 写真: ロイター
2025年10月15日

東京・味の素スタジアムで行われた国際親善試合で、日本代表はブラジル代表に対し、2点のビハインドを跳ね返して3対2の逆転勝利を収めました。この結果、日本がブラジルを下したのは史上初めてとなります。

前半はブラジルが主導権を握り、パウロ・エンリケとガブリエウ・マルティネッリのゴールで2-0とリードしました。 

しかし後半、日本は守備の隙を突き、南野拓実選手が開始直後に1点を返しました。さらに、中村敬斗選手のシュートがブラジルのファブリシオ・ブルーノ選手に当たり、オウンゴールを誘いました。これで日本は2対2の同点に追いつきました。

試合が佳境を迎える中、71分には伊東純也のコーナーキックから上がったクロスを上田綺世がヘディングで決め、日本が勝ち越します。これが決勝点となりました。

この勝利により、日本はブラジルとの対戦成績で一歩前進しました。これまでブラジルは、両国の対戦で11勝2分けと圧倒的な強さを見せていました。

試合後、ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督は、選手たちのメンタル面を課題として挙げ、守備での集中力の欠如が敗因の一つだったと述べました。

一方、日本代表の森保一監督は、守備の課題を指摘しつつもチームの粘り強さを称賛し、「この勢いを今後の強化につなげたい」と話したと伝えられています。

この歴史的な勝利は、日本サッカー界に大きな影響を与え、今後の国際試合や2026年のワールドカップに向けた弾みとなる可能性が高いとみられます。

情報源:AP
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