2025年10月13日
2025年10月12日、ソウルで日本と韓国の外交関係正常化60周年を記念するフェスティバルが開催されました。約67,000人の来場者が、両国の伝統文化や現代文化を体験し、相互理解を深めました。
フェスティバルでは、音楽パフォーマンス、飲食ブース、コスプレなど、多彩なプログラムが展開されました。日本の書道家がステージで「友情」と書を披露し、琴や韓国の伽倻琴の演奏に合わせて伝統的な舞や現代音楽のパフォーマンスも行われました。
来場者は茶道や華道の体験、両国の伝統衣装の試着も楽しむことができ、特に13歳の中学生は、日本人の母と韓国人の父を持つ家庭で、七五三以来初めての着物体験を楽しみました。
会場では寿司やフライドチキンなど人気の食べ物も販売されました。
今年のフェスティバルは21回目の開催で、2005年にソウルで初めて開催され、2009年以降は東京でも同様のイベントが行われています。
開会式では日本の駐韓国大使・水島浩一氏が祝辞を述べ、「このフェスティバルが相互理解をさらに深め、両国関係の発展に寄与することを期待しています」と語りました。
文化交流イベントは、過去の歴史的課題を乗り越え、未来志向の関係構築に向けた重要な一歩となっています。
両国の市民が直接触れ合い、互いの文化を尊重し合うことで、より良い未来を共に築いていくことが期待されています。
情報源:朝日新聞