アジア
3分読む
大阪・関西万博、来場者数累計2000万人を突破
大阪・関西万博は4月に開幕し、10月13日まで開催されます。今回の万博には「私たちの暮らしのための未来社会のデザイン」をテーマに、合計158の国と地域が参加しています。
大阪・関西万博、来場者数累計2000万人を突破
大阪・関西万博は、地域経済や観光の活性化にも貢献すると見込まれ、未来社会の体験の場として、多くの人々の関心を集めています。/ 写真: ロイター / Reuters
2025年9月19日

2025年9月18日までに、大阪・関西万博の累計来場者数が2000万人を突破しました。開幕から159日目での達成となり、日本国際博覧会協会がこの記録を発表しています。

開幕直後の1日の入場者数はおよそ10万人でしたが、8月後半には15万人前後に増え、今週は20万人近くに達しています。

このままのペースが続けば、最終的な来場者数は約2500万人に届く見通しです。予測される2800万人には及ばない可能性がありますが、収支を黒字化するための目標である2200万人は超える見込みです。

会場では、未来社会をテーマにした技術やアイデアを紹介する約160の国と地域のパビリオンが立ち並び、多くの来場者の関心を集めています。さらに、全長2キロメートルに及ぶ木造の大型リング「グランドリング」など、話題の施設も注目を浴びています。

しかし、会場は混雑しており、パビリオンの入場予約が困難な状況が続いています。主催者は、チケットを所持していても入場できない場合は返金の対象とならないことを注意喚起しています。

来場者には、公式予約サイトで最新の状況を確認し、比較的空いている平日午後や夜間に早めの予約を行うことが推奨されています。

大阪・関西万博は、地域経済や観光の活性化にも貢献すると見込まれ、未来社会の体験の場として、多くの人々の関心を集めています。

情報源:NHK