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千葉県で幼稚園送迎バスが民家に突入、運転手死亡・園児複数重傷
現場近くに住む60代の男性は、「突然大きな衝撃音がして庭木が揺れるほどの振動を感じた。その後、道路を見るとバスが住宅に突っ込んでおり、前部が大きく損傷していた。運転手の姿は確認できなかったが、子どもたちは静かに並んでおり、泣き声などは聞こえなかった」と話しました。
千葉県で幼稚園送迎バスが民家に突入、運転手死亡・園児複数重傷
事故は朝の通園時間帯に起きました。バスは住宅街を走行中に道路を逸脱し、民家の壁に衝突しました。/ 写真: AFP
2025年9月29日

2025年9月29日朝、千葉県内で 幼稚園の送迎バスが走行中に制御を失い、住宅に突入する重大事故が発生しました。この事故により運転手が死亡し、複数の園児が重傷を負いました。地域社会には大きな衝撃が広がっています。

事故は午前8時50分ごろ、千葉県鎌ケ谷市で発生しました。バスは住宅街を走行中に道路を逸脱し、民家の壁に衝突しました。運転手の40代とみられる男性は現場で意識を失い、病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。

車内には園児9人が乗っており、いずれも4歳から5歳とみられる子どもたちが鼻血や口の切り傷などの軽い怪我を負いました。

また、同乗していた50代の女性教員に怪我はなかったということです。園児らはすぐに救急搬送され、治療を受けています。

警察は現在、バスのブレーキや運転手の健康状態、運行記録などを調べています。また、幼稚園や運行会社に対して安全管理体制の確認を進めています。

情報源:NHK