2025年10月2日
韓国軍は、10月中旬に予定されていた年次の大規模野外訓練「ホグク演習」を、アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議の開催に伴い延期すると発表しました。
当初10月20日から24日まで実施される予定だったホグク演習は、合同参謀本部によると、11月17日から21日に延期されることになりました(聯合ニュース、木曜日付報道)。
韓国軍は、首脳会議の円滑な開催を確保するため、「万全の軍事態勢」を維持することを目的として、この決定を行ったと発表しました。
多国間外交イベントであるAPEC首脳会議は、10月31日と11月1日に、韓国南東部の慶州で開催されます。
緊張緩和
演習の延期は、李在明(イ・ジェミョン)大統領の政権が北朝鮮との緊張緩和や南北関係改善に努めていることを反映していると報じられています。
1996年に開始されたホグク演習は、韓国軍の相互運用性を高め、軍の即応態勢を強化することを目的としています。
北朝鮮は長年、米韓合同演習を侵攻のリハーサルだとして非難してきました。
情報源:AA