12時間前
トランプ米大統領は、2025年10月に予定されている韓国・慶州でのアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に先立ち、日本を訪問する可能性があると報じられています。この訪問は、日米間の経済協力や安全保障問題を議論する重要な機会と見られています。
複数の関係者によれば、トランプ氏の日本訪問はAPEC出席前に行われる可能性が高く、ホワイトハウスの関係者は「公式発表があるまでは確定ではなく、計画は変更されることもある」と述べています。
ホワイトハウスおよび日本の外務省は、ロイターの取材に対して直ちに公式コメントを出していません。
もし訪問が実現すれば、トランプ氏は次期首相として就任する予定の新首相と初めて会談することになります。現首相の石葉茂氏は来月4日に退任予定であり、就任直後に日米首脳会談を行うことは、両国同盟を早期に強化する戦略的な狙いと見られています。
これは、日米間で未解決の課題を早期に協議する重要な外交目的を示しています。
特に、最も緊急の課題は貿易問題です。石葉首相は、トランプ氏が求める高額な自動車関税を回避するため、米国側の要求に概ね沿った貿易協定の基本枠組みで合意していますが、具体的な詳細は今後の課題となっています。
トランプ米大統領は、すでに10月31日から11月1日にかけて韓国・慶州で開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議への出席のため、アジアを訪問する予定です。
情報源:Reuters