19時間前
日本政府と米国政府は、ドナルド・トランプ大統領が10月27日から29日にかけて日本を訪問し、新たに選出される日本の首相と会談する調整を進めていることを、外交筋が明らかにしました。
会談では、日米同盟の重要性を再確認するとともに、中国や北朝鮮の軍事力増強による地域の安定への影響が議題になる見込みです。
また、両国間で進行中の貿易交渉や、日本が米国に約束している5500億ドル規模の投資についても話し合われる予定です。
トランプ大統領にとって、今回の訪問はホワイトハウス復帰後初めての日本訪問となります。訪問前にはマレーシアでASEAN関連会議に出席し、訪問後は韓国で開催されるAPEC首脳会議にも参加する計画です。
前首相の石破茂氏は日米同盟の重要性を強調しており、先週ニューヨークで開かれた国連総会の場でトランプ大統領と短時間会談を行いました。
次期首相は10月中旬に国会で選出される予定で、会談を通じてトランプ大統領との個人的な信頼関係を築く機会となります。
日米両国は、防衛力強化や自衛隊と米軍の相互運用性の向上を進める中、トランプ大統領が会談で日本の防衛予算増額を求める可能性も指摘されています。
さらに、1970〜80年代に北朝鮮に拉致された日本人の帰国問題も議題となる見込みです。
情報源:毎日新聞